2016/11/26 01:08

【文化財保存修理現場見学会&十二天極彩色屏風等特別公開】
宝島寺(倉敷市連島矢柄5633)
11月27日(日)10時~15時(仁王門は16時)

本堂前に出店があります
・珈琲店watermark
・bar comptoir
・笠原養蜂場
・qamar(真田紐アクセサリー)
・ナッシュカリー

★今回私は、大阪でtokkikki(とっきっき)という名でケータリングなどをしているayaちゃんのお菓子を一緒にお持ちします。

写真左:チョコくるみビスケット

写真右:グラノーラクッキー
岡山での販売は初めてです。


本堂内部の特別公開では、室町時代に描かれた涅槃図と
十二天極彩色屏風一双が公開されます。
今日、下見の際に涅槃図を見せていただいたのですが
色の鮮やかさ、それが残っていることも驚きでした。
お釈迦様を囲む人々や動物たち、鬼のように見える者までもが
泣き崩れている様子、その描写が生き生きとしており感動しました。
白い象が、なんとも悲しそうに泣いている様子に、
思わず「かわいい、、、」と言ってしまいました。
以前、紙づくりに関わっていたので、室町時代の絵画が
そのように残っていることもまた、凄いことと思えます。
本堂は火災により再建されているため、江戸時代の建物です。

ただいま修復作業中の仁王門は、平安時代に建てられています。
足場を組んで、朱色の塗料を塗りなおすために塗料を剝がしているところでした。
宮大工さんなどに子供のような質問をしながら、
うわーとかひゃーとか言いながら驚くばかりのお話を聞かせて頂きました。
日曜日には、修復作業の現場に入ることができ、
大工さんたちに質問もできるそうです。
滅多にない機会と思います。

仁王門の建てられた頃には、この辺は海だったのだなあと
高いところから街を見下ろしました。