2015/05/02 12:48

挽きたての珈琲をドリッパーにいれて
お湯を注ぐとき、
わたしはふかふかの粉をびっくりさせないように
そっと粉にお湯を置き、ゆっくりゆっくり
なかにお湯を入れていく、
そういう気持ちで注いでいます。
しっかり蒸らしたら、
えぐみがでないうちに
さっきより多めにお湯をいれていきます。
下の硝子のサーバーに落ちる珈琲液が
しっかりとした色になるように。
最初においしいところが出てきます。
最後までじっくりいれすぎると、
にがーくしぶくなります。
濃さは、お好みで。
珈琲豆は毎日ちがいます。
わたしやあなたと同じように、昨日とは
体調も気持ちもちがうのです。
お湯をもらってうれしそうに香りをたてる珈琲の
ようすをみながら、そのとき飲みたい
珈琲の味をイメージして淹れています。